女の人

うつ病には抗うつ剤を使った治療などさまざまある!

副作用について

カウンセリング

抗うつ剤の概要

抗うつ剤の種類は、主に5つ挙げられます。主にセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質に作用します。状況にもよりますが、多くの場合、SSRI、SNRI、NaSSaといった抗うつ効果もあり比較的副作用が低く安全性の高い薬が処方されます。こちらと併用して、古くからある三環系、四環系といった抗うつ剤が処方される場合が多いとされています。NaSSaのように、最近開発された抗うつ剤は副作用が比較的少ないとされていますが、個人差がありますので一概には言えません。

性機能に関する副作用

抗うつ剤の副作用として、性機能障害が発生してしまう場合があります。SSRIで多いと言われているのですが、性欲の低下や、勃起や射精ができないといった性機能の副作用が出てしまう場合があります。深刻な状況に陥ることは無いとされていますが、約半数の患者がそういった性機能の副作用を感じることがあるようです。バイアグラなどの薬で性機能を促す方法もありますが、薬の副作用に薬で対処するのは避けた方が良いでしょう。

胃腸などへの副作用

抗うつ剤の副作用によって、興奮作用を引き起こす場合があります。特にSSRIが顕著に現れるのですが、自殺願望が強い方への処方は避けるべきだと言われています。興奮作用によって自殺を駆り立てる危険性があるため、個人の状況を慎重に見極めて処方されています。また、胃腸への影響を及ぼす場合があります。セロトニンは脳ではなく、胃腸などの消化管にほとんど存在しています。したがって抗うつ剤の副作用によってセロトニンに影響を及ぼすことで、下痢や腹痛などの胃腸に関わる副作用を引き起こしてしまう場合があります。

尿のトラブル

抗うつ剤の副作用の中には、尿へのトラブルを引き起こす可能性もあります。抗コリン作用と呼ばれるもので、特に前立腺肥大が起きている男性に多いとされています。尿がたまってしまう尿閉を引き起こしたり、膀胱炎を引き起こしたりさまざまな症状を引き起こす可能性があります。風邪薬などは、一度服用を止めることができますが、抗うつ剤の場合は継続して飲み続けることが大切なので、医師との相談が不可欠だと言えます。

副作用の対策

副作用を完全に無くすことは、薬を飲み続けていればできません。副作用が顕著に現れて辛くなってきたら、主治医と相談しながら減薬や薬の種類を変更するといった対策をしましょう。継続的な治療が大切になりますので、副作用の辛さで服薬を止めるといったことがないようにしましょう。副作用によっては自然に改善される場合もありますが、体重増加といった副作用は食生活の改善や運動習慣の改善によって解消できる場合があります。やはり一番大切なのは、副作用が出ていることを主治医に包み隠さず伝えることです。